「まずは、部下がきちんと報告した事を認める。」
あなたは、事あるごとにダメ出しをしてくる上司に対して、
必要最低限以上の会話をしたいと思うだろうか?
頭ごなしにただひたすら叱責された苦い経験があったとしたら、
悪い報告を、包み隠さず迅速に上げたいと思うだろうか?
上がってくる報告は耳障りのいい内容のものだけ、
問題があってもモミ消しが横行している、
そんな職場は、誰だって気持ちがよくないですよね?
そこで、あなたが部下から頼りにされ、
部下から悪い報告を受けた時にとるべき行動は次の三つ。
- まずは、しづらい報告を上げたという、
部下のその行動自体を認める。 - 直面している問題の鎮静化と再発防止のために、
部下の考えを聞く。 - 場合によって、部下と共に動いて対応する。
ポイントは二点目の聞き方。
「なぜこんな事をしたんだ?」
過去に目を向けた詰問ではなく、
「事を収めるために、次回うまくやるために、
未来の部下の良い行動を促す問いかけを発していこう。