「STARに照らして過去の行動事実を収集する(良い例)」
前回の続きです。
過去の行動事実を集めれば、将来の行動予測が立つ。
人の行動は再現されるものだから。
- Situation その人が置かれていた「状況」
- Task その人が演じた「役割」
- Action その人がとった「行動・言動」
- Result その「結果」
この四点を押さえれば、突っ込み不足を避けられる。
【良い例】
(応募者)大学のバスケットボール部で大きなモメ事が起きて、
(面接官)それはどんなモメ事だったんですか?(状況の確認)
(応募者)部費の使い途について、意見が割れてしまったんです。
(面接官)誰と誰の間で意見が割れてしまったのですか?(
(応募者)ある先輩と後輩の間です。
(面接官)それから?
(応募者)二人が口を利かなくなってしまったので、
(面接官)仲裁役だったんですね。実際に、
(応募者)はい。まずそれぞれの言い分を聞きました。
(面接官)どのような言い分だったのでしょう?
(応募者)先輩は古くなっているユニフォームの新調を提案し、
(面接官)それを聞いてどうしましたか?
(応募者)どちらの言い分ももっともだと思ったので、
(面接官)そうしたらどうなりましたか?(結果の確認)
(応募者)二人とも同意してくれました。
(面接官)はい、よくわかりました。
こうした行動事実を複数集められれば、