やるべきことが決まるイイ会議(具体例)


「将来の行動予定を決めるために、会議を開く」

【成果の見える経営会議】

議長: 先週の営業報告をお願いします。

営業部長: 先週は1億円の受注があり、その前の週と比較して10%ほど増加しました。
この増加分の内訳はほぼ、商品AのWEB広告からの問い合わせによるものです。
ほぼ計画通りの反響で、ご購入いただいたお客様からの声も上々です。

企画部長: うまくいっているようなので、来月も同じくWEB広告に力を入れようと考えています。
どの商品を前面に出していくか、来週の会議までにいくつかの案を用意したいのですが、
営業部の方からも、販売者の立場からアイデアをいただけませんか?

営業部長: 部員にヒアリングして、今週中にお伝えするようにします。

製造部長: ただでさえ忙しいこの時期だから、去年開発した商品Bのような、できるだけ製造工程がシンプルなものが良い。

管理部長: 今年も人手が不足しないか心配ですね。
臨時のアルバイト採用を検討した方がいいでしょうか?
来週の会議までに検討して、大体の人数を教えてください。

議長: 社長、何かありますでしょうか?

社長: 今回の広告には、どのくらいお金をかけたの?

企画部長: 200万円の費用で、1,000万円の売上、300万円の粗利を出しました。

社長: うん、来月もよろしく頼むよ。

議長: それでは皆さん、次回の会議までにそれぞれのご準備をお願いします。
次の議案に移ります。

会議を終えた後、各出席者がいつまでに何をすべきかハッキリしているか。
まずはそれを意識することから始めてみよう。
議事録では、その行動予定にあたる部分を赤太字にすると決めれば、皆が自然と意識しはじめる。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。