「部下から提案があった際には、まずその姿勢に感謝する。内容の評価はその次。」

「よく考えてくれたね。ありがとう」
自分なりに頭を働かせて相談した結果、上司からこんな言葉が聞けて嬉しくない部下はいない。

「また何か改善の種が浮かんだら、考えて相談してみよう」
そう思っても全く不思議はないでしょ。

逆に、「そんな内容じゃ駄目だ」「もっとよく考えろ」「その前にやることがあるだろうが」などと、
せっかくの提案を頭から否定されてしまったら、「二度と提案なんかするものか」と思っちゃうかも。

大切なのは、あなたが提案の内容を丸のみすることではなくて、
部下が自らの仕事を改善しようと考えて提案した行為、それ自体を認めてやること。

その上で、内容に実効性が伴っているようであれば、プランを練り上げるアドバイスを施せばいい。
もしそうでなければ、次はどのように考えれば実効性のある企画となるのか教えてあげよう。

それから、そうした好ましい行動を他のメンバーに紹介したり、朝礼などの場で公に感謝するのも効果的。
提案が増えてきたら、職場内で毎月ミニ表彰をやったっていい。

「うちの部下は言われたことしかやらない」などと嘆いている上司に限って、
部下からの提案には日頃否定的な割に、会社から宿題を出された時だけ都合よく部下に提案を求めるもの。