「見るべきは、考え方や性格ではない」

採用面接では、応募者の考え方や性格を見極めようとしてはいけない。
そういう面接官に多い質問パターンはこうだ。

  • 「ご自身でリーダーシップがある方だと思いますか?」
  • 「リーダーシップとは何だと思いますか?」

これはまさに、応募者の「考え方」を尋ねているのだ。

中には、自分の話を散々聞かせた上で、申し訳程度に感想を述べさせる面接官もいる。

  • 「今の私の話を聞いてどう思った?」
  • 「一番感じ入った部分がどこだったか答えてみて」

こうした質問に対する回答は、いくらでも頭の中で考えられるし、
これから先、実際に応募者がとる行動とは何の関係もないことも多い。

(その回答を聞いた面接官の頭の中―)
「ふんふん、そういう考えか。じゃあきっと辞めずに頑張ってくれるに違いない。私と似てるから」

こうした判断の仕方をすると、悲しい結果を招く可能性が高まる。
だって、これは面接官による感覚的なこじつけだから。

どうしても応募者の性格を知りたいのであれば、
心理学者でもない企業人が、数十分の対話だけで相手の心理を見抜こうとするのではなくて、
統計的にある程度の信憑性が認められる外部の適性検査を活用しよう。

明日は、応募者の考え方や性格ではない、本来の面接時のポイントをお伝えします。