興奮した相手と競争しないためのヒント


「まずYES!共感的表現から始める」

上司:「新たな業務分担を説明します。小室君は接客を、島田さんは営業を担当してください。」

部下:「そんな急に言われても!それに私は接客なんて経験したことがありません!!」

上司:「何も明日からと言っているわけじゃないだろう!それに誰だって最初は未経験なんだ!!」

こんなやりとり、結構アチコチで聞かれませんか?

上司の気持ちも、わかります。
色々と考えた末にいざメンバーに説明しようとしたところ、はじめっから個人の立場で拒否感を露わにされてしまったら、やりづらいですし、たまには上司の立場も考えてよという風に腹立たしい思いを抱いてしまうかもしれません。

ただ、その思いを上記のやりとりのように露骨に表現していては、部下との衝突は避けられませんし、話し合いを建設的に進められる可能性は下がってしまうようです。

それでは一体どうしたらお互い感情的にならずにいられるでしょう

昨日お伝えしたCSP(コモンセンス・ペアレンティング) for businessman セッション6「自分自身をコントロールする教育法」を思い出してください。

こんな時は、まずあなたが共感的な表現を用いて、相手と競争関係にならないように、理性的な話し合いの場をつくりましょう。
たとえば、こんな風に。

上司:「新たな業務分担を説明します。小室君は接客を、島田さんは営業を担当してください。」

部下:「そんな急に言われても!それに私は接客なんて経験したことがありません!!」

上司:「たしかに急な説明だったし、小室君にとっては初めての接客担当になるよね。」
「ただ、この業務分担の変更にはいくつかの理由があるんだ。事前準備をしっかりしてから実施しようとも考えている。まずは少し説明を聞いてもらえないかな。」

▼こちらは「共感表現」例の参考としてご紹介します。
「Twitterであっという間に4万シェア!男女の意識差を表した漫画」
http://temita.jp/wd/picture-t/13345
(※)男女差の実態やこの漫画の結論が正しいのか・・・は、よくわかりません!(笑)

▼CSP(コモンセンス・ペアレンティング) for businessman セッション6「自分自身をコントロールする教育法」はこちら。
http://tsunagu-concierge.jp/2015/04/06/mailmagazine-backnumber-90/


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