「認知のゆがみを知り、今に集中する」

人間は、自分で思っているほど理性的な動物ではないようです。
あなたは、このような考えに陥ることはありませんか?

「どうせ私なんてダメだ」
「何をやっても続かない」

でもその自己否定は、事実に基づいたものではありません。
実際にはできている多くの行動には気づかず、自らの性格や意志力に原因があると思い込んでいるのです。

これが「認知のゆがみ」です。

そしてその原因の多くが、以前にもご紹介した「マインドトーク」です。
目の前の事実とは無関係な、勝手に湧きおこる雑念、頭の中のおしゃべりのようなものです。

特に日本人は自己肯定感が低いと言われます。
自己肯定感が低いと、行動が鈍り、成長も阻害されます。

「失敗するに決まってる」
「やらない方がいい」
「やってもムダ」
たとえば、このような調子です。

この認知のゆがみを矯正する効果的な方法は、「今に集中する」とです。

私は高校・大学時代のバスケットボール公式戦の直前には、次のような事をしていました。
中学生の時に買った「バスケットボール メンタルトレーニング」に書かれていた、NBA選手も実践しているという方法です。

  1. まず、誰もいない場所を探して、仰向けに横たわります。
  2. そして、頭のてっぺんからつま先まで、全身を思い切り収縮させます(=力を入れます)。
  3. その力を入れた状態を5秒から10秒ほど維持します。
  4. パッと身体の緊張をゆるめて、全身に脱力感と鼓動を感じる状態になるのを待ちます。
  5. その脱力状態を10秒から20秒ほど維持します。
  6. 気持ちの落着きを感じるまで、これを2~3回繰り返します。

その後、プレーが成功しているイメージを軽く思い描いて試合に臨むのです
それによって、過剰な気の張り詰めや不安感を取り除くことができ、落ち着いてプレーに集中できます。

もしあなた自身が、マインドトークに苛まれる傾向があると感じるようでしたら、 是非あなたなりの「今」への集中法を探してみてください。

参考として、こちらの書籍をお勧めします。
「グーグルのマインドフルネス革命」