望ましい行動を見つける


「できる人の行動を分解して真似する」

先日、成果を出す人と出せない人の差は、行動のちがいから生まれるとお伝えしました。
さらに、その行動のちがいを見つけ、できる人だけがやっている行動を真似していけば、誰でも成果を出せるようになるとも。

そこで本日は、その望ましい行動を見つける「行動分解」についてお伝えします。

たとえば、あなたがおいしい味噌汁づくりに挑戦するとしましょう。

あなたがいつも今一つその出来栄えに納得できないとしたら、一体どうするでしょうか?

きっと、味噌汁づくりの名人の母親に聞いたり、レシピを調べ直したりしますよね。

そこであなたは、このような発見をするかもしれません。

「あっ、そうか。味噌汁は煮立たせる直前に火を止めて、それから味噌を溶き入れるのか!」

これを仕事に置き換えてみると、どうなるでしょうか。

お客様からよく感謝のお手紙をもらう販売員のしぐさ、売上トップのセールスマンの電話のかけ方、ミスのない経理担当者のPCファイルの作り方など、細かな行動のちがいをたくさん見つけられると思います。

その中から、「きっとコレが成果につながっているのだろう」と思う行動を一つ選び、練習してみてください。

「彼の挨拶は何より笑顔がいい。あの自然な笑みを自分も真似してみよう」
と思ったら、毎朝、鏡の前で笑顔の練習をするのです。

そうして練習を始める前と比べて成果が上がっているか、ぜひ数えてみてください。

お客様からのサンキューレターの数が増えていれば成功、そうでなければまた別の行動を練習しましょう。

練習した日はカレンダーに丸をつける、その丸印が五つたまったら好きな物を買うなど、自分へのご褒美を用意し、練習を続けたくなる仕掛けをすると長続きしやすくなります。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。