「やり方の前に、あり方を考える」

おはようございます!
つなぐ経営コンシェルジュの小室です。

昨晩は、札幌市琴似での夜の集まりに参加してきました。
実はこの一年くらい、外で飲む時には事前にヘパリーゼの錠剤を飲んでいます(笑)
ヘパリーゼご存じですか?
副作用はわかりませんが、私の場合は二日酔いが劇的に緩和されます。

それで、昨日は自宅に買い置きしてある分が無くなっていたので、会場近くのツルハドラッグにて買い求めました。

レジに行くと私の前で精算している人がいて、その後ろに並びました。
そうしたら、商品棚を整理していた店員さんがすぐに隣のレジを開けてくださって、
微笑みながら「こちらへどうぞ」と声をかけてくださいました。

私の前の方の精算がもう終わりそうだったので、隣のレジはさらに私の後ろに並んでいた方に譲りました。

私がヘパリーゼ(100錠入り!)を精算していると、今度はこちらの店員さんが、
「これから(年末年始)は夜のお付き合いが続きますよね」と声をかけてくださいました。

続けて、「これはお酒だけじゃなく、お身体の疲れにも効き目がありますから」
「それから、寒さも大きなストレスになりますから、どうぞ温かくしてお過ごしください」

こちらの店員さん達の行動ひとつひとつは、難しいことではないと思います。
つまり、やろうと思ってできない事はないと思うんです。

でも、こうした対応を店舗スタッフ全員が、いつでも、誰に対してでも実践している販売店や飲食店、サービス提供事業というのはとても少ないように日頃感じています

あなたの職場における電話応対や来客応対などに置き換えて考えてみた場合は、いかがでしょう?
基本動作は徹底されているでしょうか?

もしまだだとしたら、どうしたら職場に浸透させられますかね?
最新の経営戦略を学んで実践すればいいのでしょうか?

私が前の職場で勤めていた際、ブルーオーシャン戦略やBSC経営など、
色々と見聞きした事を実践したいとは思いましたが、やり方だけを真似しようとしても全く無理な話でした。

またある人は、経営戦略に基づいて現場オペレーションを組み立てるというセオリーを鵜呑みにして、
上の立場から一方的に「こうしろ、ああしろ」と仕事手順だけを示すやり方をしましたが、やはりそれも機能していませんでした。

いい仕事を生み出すためには、テクニックや理論だけでなく、
どうもその前段として、良好な人間関係や仕事への思いの共有が必要なようです。

働くメンバーが自らの仕事の意義を理解し、お客様にどのように満足してもらいたいのか、
仕事を通じてどのように自己実現していくのか、そんな思いの共有ができている企業は、
たしかな価値を提供している例が多いと感じます。

リーダーが、表面的なやり方だけでなく、自身のあり方を深く考えることによって、
スタッフをただ経営資源のひとつと捉えるのではなく、
一人一人のメンバーと向き合って育てることができるようになります。

働くメンバーの自己実現、余暇の充実、家庭の幸せなどを支援するリーダーの姿勢が、
職場の指針、組織の理念を形作り、学習・成長・改善といった新たな取り組みを促していくはずです。