効果のあがる人材育成プログラムの作り方


「育成のイメージを具体化する」

こんにちは!
つなぐ経営コンシェルジュの小室です。

本日は、出張で東京に出てきました。
そのため早朝バタバタしながらメルマガ配信の手配をしたのですが、単純なミスをしてしまい皆さまのお手元に届かなったようです。
ご購読者さまからのご指摘で気がつきました。大変失礼いたしました。

さて、本日のテーマは「育成のイメージを具体化する」です。
要は、ダイエットプログラムのビフォア/アフターみたいなもので、
現状(=教える前)と目指したい姿(=教えた後)をはっきりさせましょう、ということです。

最近よく耳にする「自立型人材を育てよう」という合言葉も、育成の目的としてはいいのですが、
より具体的に、それではどんな人が自立型人材なのか、という深堀りが大切です。

たとえば、新しい課題に直面した時に自分で考えて対処できる、
という事をターゲット行動と位置付けるのであれば、

さらに、そうした行動が要求される状況を具体的に想定してみて、
その状況でターゲット行動を発揮するために必要な知識やスキルを棚卸します。

たとえば、お客様からのクレーム電話を受けた際の対応を改善したいのであれば、
感情的になっているお客様の話を冷静に聞き取る傾聴力や、
適切な説明をするための商品知識は欠かせないと思います。

このように育成イメージを具体化すればするほど、必要な教育の進め方も明らかになりますし、
なぜそれを学ぶ必要があるのかという学び手の納得感も高まります

ただ「自立型人間になれ」では、言われた方もイメージがつかみづらいでしょうし、
「は?何のために??」なんてことにもなりかねませんよね。


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