できない部下にイライラしない秘訣


「部下のできないワケを知れば、感情的にはならない」

部下がある仕事をうまくできない理由は一つしかない。
それは、その仕事の手順が正しく身についていないということ。
仕事が全然できないと言われる人は、多くの仕事の手順が正しく身についていないのだ。

まず、「アイツにはやる気がない」などと根拠のない思い込みは捨てて、
部下が何と言ったか、何をしたか、つまり事実だけを見つめる。

そうすることで、「腐った性根を叩き直す!」などと出来もしないことに力を入れるのではなく、
単純に、部下の誤った仕事の手順を、事細かに一つづつ修正すればいいのだと気づける。

そもそも、なかなか仕事を覚えられない部下を、あなた自身や他のスタッフと比べたりするから、
本当は「ただ知らない/身についていないだけ」の部下が、「できない/ダメな」部下に見えてしまう。

「何度教えてもできない」などと、グチをこぼす暇があったら、
「今度はこうやってごらん」と、より具体的なお手本を示そう。
正しい知識を与え、反復を後押しした先に、あなたと部下の成長が必ず待っている。


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