部下に期待通りの働きをしてもらえる指示出し


「指示出しの際には、作業の意味も伝える」

【よくある上司と部下のやりとり】

上司: この前作ってもらった経営会議の資料、また明日使うから用意しておいて。

部下: はい、今日中に用意しておきます。

(その後、部下は資料中の全指標を最新値に更新し、
出席人数分のコピーを取って上司のデスクに置いておいた。)

(そして翌朝―)

上司: 今回は営業課長との打合せに使うだけから、資料はそのままでよかったんだよ。
それに3部で十分だし。

部下: ・・・・・・(ガーン。。。だったら先に言ってよ。無駄になった私の時間を返して!)

指示出しの際には、あらかじめ「何のためにその作業をしてもらうのか」を
手順とともに伝えておくことで、部下の仕事の精度が高まる。

  • 「これは奥に置いて。古いものを手前にして先に使い切りたいから」
  • 「手土産と一緒に必ずこの資料を渡すように。そうすれば後で上長の目に触れるから」
  • 「経理部がこの資料の数値を見て、異常がないか確認しているんだよ」

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