「仕事の意味を伝えながら、作業手順を学ばせる」
【平凡な指導ー飲料提供に使用するグラスを教える例】
- ビールを注ぐのはこのグラス。
- ワイングラスはあっち。
- 炭酸の入ったカクテルはトール・グラス。
【意味も学ばせる指導】
- ビールを注ぐのは、泡立ちを長く楽しめる背の高いこのグラス。
- ワイングラスは、香りを逃がさないよう上部のすぼまったあっち。
- 炭酸の入ったカクテルは、氷がたっぷり入って、
ガスが抜けないようドリンクと空気が触れ合う表面積の小さいトー ル・グラス。
大人の記憶のメカニズムでは、次の順に定着が速く、長い。
「意味づけ>音韻(ゴロ合わせ等)>丸暗記」
仕事のできる部下は、
逆に部下の方から「なぜこうなんですか?
仕事の覚えがよくない時には、
「この仕事って、何のためにやっているの?」
「どうしてこれが先で、あれが後かわかる?」
「作業の意味を忘れちゃったら言って。いつでも教えるから」