忙しくて新しい事ができない時には、何かをやめる。


「やる事の前に、やらない事を決めてあげる」

新たな仕事に力を入れるためには、今ある業務の整理が必要です。

「あれをやれ、これもやれ」というだけでなく、
「これはやらない、あれもやらない」と、やらない事を部下と一緒に確認しましょう。

やめる仕事を決めるコツは、
「もしこの業務をやめたらどうなるのか」、
「他の人に任せるとどうなるのか」、
その業務の意味を問い直すこと。

たとえば、こんな具合に。

上司: 「小室くん、毎週作っているこの資料って、一体だれが見ているの?」
部下: 「わかりません。〇〇さんから引き継いで、営業部長に送っているだけですから。」
上司: 「営業部の中でどのように使っているのか、確認してごらん」

よく確認してみたら実は大して使っていなかった、などというのはよくある話です。

このように、会議、資料作成、日頃深くその意味を考えずに手を動かしている作業、
そうした当たり前のように続けている仕事の中にこそ、成果を生まない無駄が潜んでいるものです。


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