「ビリギャル」で用いられた教育テクニック


「即時フィードバック」

今年の5月から全国の映画館で放映されている「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」(通称「ビリギャル」)ってご存知ですか?

先日、私が受講させて頂いたあるセミナーで、講師の方が「なかなか勉強になる点も多いよ~」
とおっしゃっていたので、書籍を買って読んでみました。

巻末には、実際に用いられた教育テクニックが紹介されていましたので、
その中でも「特にこれはいいな」と思った点を私なりに解説させて頂きます。

『即時フィードバック』

相手のとった行動や、その行動の結果を、すかさず本人に伝えることを指します。
行動分析学でいう「60秒ルール」(※メール末尾参照)のことです。

たとえば、部下の行動を見ながらこのように発言します。
「そうか、まず訪問先のホームページの確認から始めるんだ」

あるいは、「準備項目をチェックしながら、丁寧に取り組んでいるね」と認めます。

そのように認められた相手には、自分の行動を振り返るきっかけが生まれます。
その結果、行動の変化や定着、そして継続が促されるという仕組みです。

明日は、「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は動かじ」について、説明します。
どうぞお楽しみに!

▼こちらから「60秒ルール」についての解説をご覧いただけます。
http://tsunagu-concierge.jp/2014/12/19/mailmagazine-backnumber-8/


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。