『具体的に指示して反復練習させる』

先週末は、小学校5年生の娘のミニバス練習試合でした。
私の地元である札幌市手稲区で思いっきり応援してきました。(^_^)

「ナイスシュート!」
「さくら、よく走ったよ。さ、切り替えてディフェンス!」
「うめ、ナイスカバー。それ、もう一回やろう」
「かえで、惜しい!あと一歩速ければ止まってたよ」

コーチからも、応援席の親たちからも、こんな声援や指導が聞こえてきます。
プレイヤーは、「これでいいんだ。次も同じようにやろう」と、自信をもって迷いなくプレーに集中できます。

一方、私が15年間バスケットボールを続けてきた中では、全く逆の事を言う指導者や親も見かけたことがあります。

「何やってんだ!」
「お前は、自分だったらそんなパスとれるのか」
「リバウンドって知ってるかー」
「やる気ないなら帰っていいよ」

どのセリフを聞いても、結局何をどうすればいいのか、よくわかりませんね。
こちらに共通するのは、既に済んだうまくいかなかったプレーを責めるという点です。

この時、プレイヤーの心理はたいがい「じゃあ、どうすればいいの?」という感じです。
そして、迷って委縮したまま次のプレーをしなければなりません。

  • 人は、苦手な事を矯正するよりも、得意な事を伸ばす方が楽しいし、成長も速い。
    特に初学者のうちは、この事がよく当てはまります。
    そもそも、バスケットボールを通じて小学生を育てる目的は何だと思いますか
    そのあたりの考えが見えてこない指導者や親とは、ぜひじっくり議論してみたいと感じます。
  • 次々とプレーが進行していく状況で、あいまいな指示は意味をなさない。
    「どうすればいいんだ!」なんて言われても、試合中のプレイヤーには考えている時間などないからです。
    練習で何度も反復してきたことを実践する場が試合なのです。
    であれば、指示は具体的に短く、「(練習してきた)アレをやろう」「次はコレをしよう」としなければなりません。

これらの事って、大人の仕事の指導にも当てはまると思いませんか?

部下や後輩の仕事がなかなか上達しない時には、
自らの指導が具体的で短いか、その仕事の意味を説明しているか、十分に反復練習をさせているか、
一度落ち着いて振り返ってみることをお勧めします。