「効果的に認めることで人間関係も深まる」

昨日のテーマは、効果的なほめ方でした。
具体的な行動を認め、その理由を伝えることで、望ましい行動を定着させることが目的です。

さてそれでは、相手を認める、ほめる効果は、正しい行動の継続を促すこと(=行動強化)だけでしょうか?

▼行動強化とABC分析の原理についてお知りになりたい方はこちら。
http://tsunagu-concierge.jp/2015/03/13/mailmagazine-backnumber-74/

相手を認めることは人間関係を深めることにつながります。
自分を認めてくれる相手とは、また話したいと感じるからです。
そうして会話の回数が増えると、人間関係が深まるのです。

人間関係が深まると、相手への警戒心が薄れ、信頼感が増します。
これは、学習効果を高める上でとても重要な点です。

警戒心は学習の天敵です。
なぜなら、警戒心を抱いている相手の言葉を素直に受け取ることはできないからです。

「学習する」ということは、自分の中にないものを受け入れて、取り込むことです。
素直に受け取る事ができない情報を、咀嚼・理解して取り入れることはできません。

逆に信頼感は学習効果を高めます。
「この人の言う事だったら、間違いないのかも」
「彼が言うんだから、信じてみよう」

望ましい行動の定着を促すだけでなく、人間関係を深めるためにも、「効果的なほめ方」の基本となる4つのステップをおさらいしましょう。

  1. 賞賛を与える。
  2. 望ましい行動を表現する。
  3. 理由を述べる。
  4. 良い結果を与える。

昨日とはまた別の具体例も挙げておきます。

  1. 「小室君、今の電話応対、良かったよ」 (賞賛を与える)
  2. 「会話の最初と最後に自分の名前を告げていたね」 (望ましい行動を表現する)
  3. 「自分から名乗ってくれると、お客様は安心するから」 (理由を述べる)
  4. (親指を立てて、笑顔を見せる) (良い結果を与える)