「増やしたい行動には良い結果を、減らしたい行動には悪い結果を与える」

おはようございます!
つなぐ経営コンシェルジュの小室です。

昨日も、ご購読者様から次のような励ましのお言葉を頂きました。
「小室さん、いつも楽しみに読んでます。言葉の力でやる気が起きる。素晴らしいです。私も実践します。」

ありがとうございます!そしてもう既に実践されていらっしゃいますよね。
このフィードバックによって私のやる気を引き出してくださっているわけですから。(^_^)
それによって私が、「もっと良いメッセージを発信し続けたい」って思ったら、
それがCSP(コモンセンス・ペアレンティング)でいうところの「グッド・コミュニケーション・サイクル」です。

▼CSPとは何か?
http://tsunagu-concierge.jp/2015/03/09/mailmagazine-backnumber-70/

▼グッド・コミュニケーション・サイクルとは?
http://tsunagu-concierge.jp/2015/03/10/mailmagazine-backnumber-71/

さて、本日の内容は、セッション2「良い結果・悪い結果」です。
そのゴールは、「部下の行動の後の結果に注目し、良い行動を増やし、望ましくない行動を減らす方法を身につけること」です。

▼CSPのセッション全体を確認されたい方はこちらをどうぞ。
http://tsunagu-concierge.jp/2015/03/11/mailmagazine-backnumber-72/

今回も、本セッションに含まれる数あるスキルの中から一番知ってほしいことだけに絞ってお伝えしますね。

それでは、人がある行動を続ける理由、あるいはやめる理由を知るために、
行動分析学の最も重要な概念「ABC分析」について考えてみましょう。

  • A:先行条件(Antecedent)
    行動の直前の環境
  • B:行動(Behavior)
    行動・発言・ふるまい
  • C:結果(Consequence)
    行動した直後に起きた環境の変化

これは、たとえばこんな事です。

  • A: 仕事で大きなミスをした。
  • B: 上司に報告した。
  • C: 怒鳴りつけられた。

この場合の結果は、部下にとって良い結果が得られたとは言えませんよね。
ではこうした経験を重ねるとどうなるでしょうか?

往々にして、「上司に報告する」という行動が続けられなくなります。
たとえば、報告が遅くなったり、最悪のパターンとしては報告されなかったり。

では逆に、行動の結果(=怒鳴りつけられる)をこのように変えてみたらどうでしょうか。

  • 部下からの悪い報告に対して、まずは正直に迅速に話してくれたことを認める。
    「よく報告に来てくれたね」
  • その上で、ミスの影響を抑えるために一緒に動く。

先ほどのただ怒鳴りつけられる事例と比べて、
これなら今後も、包み隠さず、躊躇せずに悪い報告があげられると思いませんか?
これはなぜなら、部下の行動に対して、良い結果を与えているからです。

良い行動を増やし、望ましくない行動を減らす教え方の道筋が見えてきましたでしょうか?

部下が良い行動をとったら、その行動の直後にほめるなどの良い結果を与えましょう。
そうすることで、その行動をとる回数がじき増えてきますから。

逆に望ましくない行動をとったら、その行動の直後に仕事のやり直しをさせるなどの「しまった体験」を用いて、行動の変化を促しましょう。
でもこの「しまった体験」を用いる際は、くれぐれも次の二点を忘れないでください。

  • もう一度やらせる、元の状態に戻させるなどの大きすぎないサイズの「しまった体験」を用いる。
    (懲罰や暴力ではない)
  • 望ましくない行動を正す一番の早道は、その反対の良い行動を増やすことだと認識する。

次回はセッション3「効果的な誉め方」について考えていきましょう。
今週もご購読ありがとうございました。
よい週末をお過ごしください!

▼ABC分析について、より詳しくお知りになりたい方はこちらをどうぞ。
http://tsunagu-concierge.jp/2015/02/22/mailmagazine-backnumber-59/