おはようございます!
つなぐ経営コンシェルジュの小室です。

今週もご購読者様から、このような嬉しいコメントをいただきました。(*^_^*)

(部下がしづらい話を聴くなら隣で、目線の高さを合わせて、というメッセージに対して)
http://tsunagu-concierge.jp/2015/02/18/mailmagazine-backnumber-57/

「此の配慮は本当に必要ですね。

昨晩も同様のことを部下にしました。
と言いましても逆のパターン、つまり私の席に呼んで、椅子を持って来させて隣に座らせ、
私が作成したシミュレーションの説明と解説、目的や作成に至った思いを伝えたのです。

こうすることで間違いが無いか部下という違った『目』で見て貰えましたし、
『其れでは他社の実績推移との比較はどうですか』という新たな視点もあることに気付かされました。

部下のもとに行って座る、部下を自席に呼んで並ぶ。
私自身の行動は逆ですが、二人が同じ目線になるという点では同じです。

こういうちょっとしたことで人は変わると思います。」

部下思いの、教育的視点の強い方に共感していただけて、勇気がわきます!

さて、昨日開催したビジネスセミナー「教える技術~イライラしない教え方」には、
21名の方々のご参加をいただけました。

(主催者が私ではなかったので、こちらのメールマガジンでは事前案内できませんでした。
もし開催希望がございましたら、私の方で公開講座を予定しますのでお知らせください)

そのご感想の中で一番反響の多かった「望ましい行動を続けさせるヒント」について、
今日は触れてみたいと思います。

行動分析学で扱う重要な概念のひとつにABC分析があります。

  • A:先行条件(Antecedent)
    行動の直前の環境
  • B:行動(Behavior)
    行動・発言・ふるまい
  • C:結果(Consequence)
    行動した直後に起きた環境の変化

これは、たとえばこういうことです。

A: 黒板の文字が見えない。

B: 眼鏡をかける。

C: 見えるようになった。

この時、「眼鏡をかける」という行動をしたことによって、
その直後に、「黒板の文字が見えるようになった」という望ましい結果が生まれました。

すると、次にまた同じ状況(=黒板の文字が見えない)と出会った時に、
再び同じ行動(=眼鏡をかける)を続けようとします。

つまり、過去に望ましい結果が得られた行動は繰り返されるということです

逆のパターンも考えてみましょう。

もしもこの「眼鏡をかける」という行動の結果が、
(たとえば度の合っていない眼鏡だったりして)
「黒板の文字が見えるようにならない」という望ましくない結果だったとしたら、
この行動は繰り返されません。

もう一例考えてみましょう。

A: 仕事で大きなミスをした。

B: 上司に報告した。

C: 怒鳴りつけられた。

この場合の結果は、部下にとって望ましいとは言えませんよね。
ではこうした経験を重ねるとどうなるでしょうか。

往々にして、「上司に報告する」という行動が続けられなくなります。
たとえば、報告が遅くなったり、最悪のパターンとしては報告されなかったり。

では逆に、行動の結果(=怒鳴りつけられる)をこのように変えてみたらどうでしょうか。

部下からの悪い報告に対して、まずは正直に迅速に話してくれたことを認める。
「よく報告に来てくれたね」

その上で、ミスの影響を抑えるために一緒に動く。

先ほどのただ怒鳴りつける事例と比べて、
これなら今後も、包み隠さず、躊躇せずに悪い報告があげられると思いませんか。

これはなぜなら、部下の行動に対して、望ましい結果を与えているからです。

あなたの部下が望ましい行動をとったら、
そしてその行動がまだ習慣化していないのであれば、
認めたり、計測して見える化したりして、
部下がその望ましい行動を継続できるよう、
(その部下にとって)望ましい結果を与えて、後押ししましょう!

▼好子の解説
http://tsunagu-concierge.jp/2014/12/13/mailmagazine-backnumber/

▼行動強化の解説
http://tsunagu-concierge.jp/2014/12/19/mailmagazine-backnumber-8/

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【今週末の気になる小樽スポット】

私の母校である小樽商科大学に在学していた小林多喜二の没後祭が開催されます。

「多喜二祭 没後82年」
http://annnaiotaru.jugem.jp/?eid=856

本日夕方18時半より、マリンホールにて文芸評論家の宮本阿伎氏の講演会が予定されているようです。