「やってみせ、言って聞かせてさせてみせ、
これは、山本五十六という方の有名な語録です。
そしてこの事の重要性は、人間関係の大家 デール・カーネギーの名著「人を動かす」の中でも、繰り返し、
人は、理想の姿をはっきりと認識することで初めて、
たとえば、日本語だけで完結する仕事環境にいる人が、
「英語をしっかり学びなさい」
その必要性もわからなければ、学習の進め方についても、
では今度はこのように言われたら、どうでしょうか?
「来月から海外のお客様とも取引することになったから、
さらに社内に英語対応のプロを雇ってもらえれば、
このように、理想の姿やお手本を明確にすることが、
これを「(目標の)ビジュアライゼーション(Visualization)」ともいいます。
ここで今回のテーマに戻り、「ミスしてしまった部下への指導法」
- 「小室くん、いいかい。あなたの部下がミスしてしまったら、
このように指導してみてごらん。
まず『○○さん、次はどうやったらうまくいくと思う?』と問うんだ。」 - 「ポイントは、過去の原因や責任を追及するのではなく、
未来に向けた建設的な問いかけをするという点だ。
あと部下の名前も呼んでね。その方が親近感が増してリラックスできるから。」 - 「さあ、小室くんもやってみて。」
(小室くんが同じように真似してやってみる) - 「いいね。表情も柔らかくて、
あなたの部下は安心して答えられると思うよ。」
明日は、「効果的な褒め方」をお伝えします。
お楽しみになさっていてください!