あらかじめ伝えてあったことをできなかった部下の行動を修正する


「良かった体験と小さなしまった体験をさせる」

「部下の良い行動を増やし、望ましくない行動を減らしたい」
部下をもつ上司であれば、誰もが思う事ではないかと思います。

そのために大切なのは、「増やしたい行動には良い結果を、減らしたい行動には悪い結果を与える」ことです。

その理由をより詳しくお知りになりたい方はこちらをどうぞ。
http://tsunagu-concierge.jp/2015/03/13/mailmagazine-backnumber-74/

ここで、過去にある読者さまから頂いたコメントを紹介したいと思います。
「小さなしまった体験、いいですね」

そうなんです!

悪い結果を用いる時は特にそのサイズに注意が必要で、部下が「しまった」と思える程度、
たとえば、ミスをした仕事のやり直しをさせる、などにとどめることが大切です。

いわゆる懲罰や暴言などを用いて、部下のとった望ましくない行動に見合わない、
サイズの大きすぎる悪い結果を与えてしまうと、部下に納得感は生まれません。

そうなると、怒りや恐れといった強いネガティブな感情が生まれてしまうので、
本来意識を向けるべきであった「次にとるべき良い行動」が身につきません。
ネガティブな感情と建設的な学習はとても相性が悪いということを覚えておきましょう。

以下、本日のメッセージをもう一度繰り返します。

部下との間での学習効果を高めるグッド・コミュニケーション・サイクルを作るには、
部下が良い行動をとったらほめる、望ましくない行動をとったら小さなしまった体験をさせる。
これが基本です。

▼グッド・コミュニケーション・サイクルとバッド・コミュニケーション・サイクルについての説明
http://tsunagu-concierge.jp/2015/03/10/mailmagazine-backnumber-71/


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