意志力に頼らずに行動を継続させる


「話を聞くことで行動の継続をサポートする」

相手の望ましい行動に対して、褒める・認めるなどの「良かった体験」を提示することで、
その行動が続く可能性が高まります。(これを「行動強化」と呼びます)

それでは、褒める・認める以外の方法で行動強化する術はないのでしょうか?
あなたが日頃用いている働きかけがありましたら、ぜひ教えてください。

本日は、「話を聞く」ことによる行動強化の一例をご紹介します。

上司: 「小室君、どうだい調子は?」

部下: 「阿部部長、ぼちぼちです。うまくいっている事もあれば、そうでない事もあります。」

上司: 「うん、そうか。何がうまくいってるんだい?」

部下: 「新たに導入されたシステムの運用です。毎日の作業がずいぶんと楽になりました。」

上司: 「いいね。なぜうまくいったんだと思う?」

部下: 「え~と、早い段階から関係者で話し合いの場を設けて、新システムで実現したい要件をはっきりと共有できたからだと思います。」

上司: 「うんうん、ほかにもあるかな?」

部下: 「やっぱり、準備にしっかりと時間をかけられたからだと思います。
この際なので、移行するデータも整理して、不要な情報は思いきって捨てたんです。
システム動作が速いですし、何より必要な情報をすぐに見つけやすくなりました。」

上司: 「それは手間がかかったろうね。ほかには?」

部下: 「だいたいそんなところです。」

上司: 「これからまだ手を入れたいこともあるのかな?」

部下: 「それはあります。まだ使いきれていない新機能がありますから。

上司: 「そうか。これからも続けてメンバーの先導をよろしく頼む。また話を聞かせてくれよ。」

部下: 「はい。・・・上の方にこんなに自分の考えを聞いてもらったのは初めてです。」

上司: 「おぉ、そうかい。」

部下: 「ありがとうございます。」

若干デフォルメしましたが、実際に私が経験したやりとりです。

人はたいてい、自分の話を聞いてもらいたいと思っているようです。
そこに欲求があるということはつまり、行動強化の種(=好子といいます)にできるということです。

▼こちらから「行動強化」についての解説をご覧いただけます。
http://tsunagu-concierge.jp/2014/12/19/mailmagazine-backnumber-8/

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【今週末の気になる小樽スポット】

「PRODIGY CUP BASKETBALL 2015」
http://prodigybasketball.net/

スポーツと音楽がクロスオーバーする初のエンターテイメント!

現役プロバスケットボールプレイヤー堤啓士朗選手率いる総勢14名が、
Team Black / Team White に分かれ、北海道小樽市へ終結します!

6月13日土曜日18時から21時まで。小樽市総合体育館にて。
そしてなんと、入場無料です!!!

小学5年生でミニバス団員の娘は、10時から15時半までスペシャルクリニックを受けます。
(こちらは有料です)
いいなぁ・・・。実は私は午後から母校・小樽商科大学同窓会の年次総会のため札幌へ。

初めての開催ですが、バスケ好きでなくても面白そうですよ。
たまには小樽で、土曜日の夜を過ごしてみませんか?


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