「肯定表現が大切な理由」
おはようございます!
本日は変なタイトルのブログを書いてみました。
私たちの脳は、とても素直にできているようです。
というのも、言われた事をそのままイメージするからです。
あなたが「このブログを読んではいけません!」
「いったい何が書いてあるんだろう?」という具合に、ブログの内容を想像しませんでしたか?
試しに、もう少しやってみましょう。
「ピンクのクジラを、想像しないでください。」
今、あなたの頭の中には何が思い浮かんでいますか?
「首の短いキリンを、想像しないように。」
今度はどうですか?
『私たちの脳は、言われたことを自然にそのままイメージする』ようにできています。
ですから、次のような言葉を浴びせられた際には、
「何やってんだ。いつまで経ってもできるようにならないな。」
「素人じゃないんだから、いいかげんな仕事をしないように!」
ある行動を禁止するために「~しない」
聞かされた人の頭に残るのは、やってしまった、してはいけない行為ばかり。
望ましい姿をイメージして、肝心の正しい行動を身に付けてもらうためには、
表現を肯定的なものに改めなくてはなりません。
たとえば、こんな風にして。
「お客様が近づいてきたら、立ち止まって先にお通しするように」
「資料を作り終えたら、最低1回は見返してから印刷してね」
具体的な行動を、肯定的に表現すれば、良いイメージがすぐに浮かびます。
人格否定の余地もないので、人間関係の改善にも役立ちます。
実際に、こうした表現を練習することで、パワハラ予防や定着率向上につながった事も多いです。
人間は本能的に否定表現を使いがちです。
(ストレスという不快なものを取り除くために)
否定表現をやめて、肯定表現に置き換えていくために、
組織的なルール作りと励まし合いによる支援の仕組みづくりをお勧めします。