やめたい行動を改めるには


「代替行動を見つける」

昨日は、肯定表現の大切さについてお伝えしました。

「着信電話を4コール以上、放置してはいけない」

ではなく、「着信電話は3コール以内に出るようにしよう」へ。

「廊下を走っちゃダメ!」

ではなく、「廊下は歩こうね」へ。

このように、「○○してはいけない」という禁止事項は、肯定的な『代替行動』を示すようにしましょう。

これは自らの行動習慣を変えようとする際にも有効です。

たとえば私の場合、週に2回の休肝日(=お酒を飲まない日)を作るために、夜、子供たちが眠った後にランニングをしていました。

「よし、今晩は走ろう!」という日は、お酒を飲まないわけです。
当たり前ですけど、飲んじゃったら走れないですからね。(それが狙いなわけです)(^u^)

この場合の継続ポイントは、私にとっての『飲酒』と『ランニング』の魅力度の差です。
それぞれの行動の結果、満足感の差と言ってもいいでしょう。

私は、『お酒を飲む』という行動を選択すれば、その結果として『おいしい』、『楽しい』などの快感を得られることを知っています。

一方で、『ランニングする』という行動を選択すれば、『肉体的な心地よさ』や『気持ちがスッキリする感じ』を得られることも知っています。

私の場合は、ランニングすることによって得られる満足感が、飲酒のそれと同等以上だったので、ランニングするという行動を続けることができました。

『本人にとって、より満足できる結果を得られる別の行動を探す』

そしてその結果は、行動の後すぐに、確実に得られるものであると、より強い魅力になります。
代替行動を考える際のヒントになると幸いです。


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