「誰が見ても、聞いても、わかりやすい目標を立てる」

こんにちは!
つなぐ経営コンシェルジュの小室です。

一昨日は、江別市内の中学校にお邪魔をして、キャリア教育のお手伝いをさせて頂きました。 
元気と笑顔あふれる中学1年生を前に、私は主に前職のホテルマンとしての働き方を紹介しました。 

「2,000人のお客さんの顔と名前を覚えているドアマンという職業の人がいるんだよ」
「車を見ただけで、誰が乗っているのか、そのお客さんが何をしに来たのかわかっちゃうんだ」
「あなたも、『小室さま、いらっしゃいませ』って名前で呼ばれたら、嬉しいと思わない?」

私の話に、「えーっ!?」「すごい!」「ふ~ん(笑)」率直なリアクションが返ってきます。

そして、各教室で同じ話を三回したのですが、やはり三回目が一番伝わりやすくお話できました。
何事も反復、練習であると、学習の基本も身をもって再確認できました。

さて、本日のテーマは、「誰が見ても、聞いても、わかりやすい目標を立てる」です。

昨日は、北海道中小企業家同友会函館支部の会員企業スタッフの方々に向けた目標設定研修の講師を務めさせていただきました。

目標設定の主なポイントは二つあります。

  • (心から)達成したい目標を描くこと
  • その目標を達成するための、具体的な行動計画を立てること

本日は後者についてのみ触れます。

もしあなたが、「もっと他人とのコミュニケーションが上手くなってスムースに意思疎通ができる人になる」という目標を描いているとします。

目標を持っていれば、持っていない場合と比べて、ただそれだけでも目標を達成した状態に近づく可能性は高まるはずです。
この場合でいえば、「コミュニケーション」「意思疎通」というようなワードに対してアンテナが立って、情報をキャッチしやすくなるからです。

そこでさらに目標達成の可能性を高めるためには、何をすればいいでしょうか?

たとえば、「毎朝5人の人に挨拶する」とか、「毎日10人の人と会話する」という風に、
具体的な行動計画にまで落とし込むことができたら、
ただ「コミュニケーションの上達」を目標としている場合と比べて、はじめの一歩が出やすくなると思いませんか?

さらに、一日を終えて振り返ったときに、あらかじめ決めた行動をとったのかどうか、
その結果がはっきりわかると思いませんか?

組織の計画でも、ただ「顧客に積極的にアプローチする」とだけ目標を決めることはないと思います。

1年、四半期、1か月、1週間、1日に必要な売上やかけられる経費などを設定したうえで、
「一日に5人のお客様と会う」、「葉書を週に10通出す」「接待交際費は月10万円以内に抑える」などと、具体的な行動に紐づくように設定すると思います。

個人の行動計画も同じように、「誰が見ても、聞いても、わかりやすい目標を立てる」ことで、曖昧さが排除され、結果がはっきりするようになります。

具体的には、「目で見えること、耳で聞こえること、数えられること」を計画にすることです。

そして結果がはっきりすると、自分の行動の蓄積が実感できて継続性が高まります。
やれなかった時には、「次回はどうやったらできるだろう」と考えるきっかけが生まれます。
つまり、ここでのポイントは、計測とご褒美です。

(今回の例では、結果を見ること自体が自分に対するご褒美となっていました)
(行動の継続性を高めることを「行動強化」と呼びますが、もっと詳しくお知りになりたい方はこちらのリンク先をどうぞ)
http://tsunagu-concierge.jp/2014/12/19/mailmagazine-backnumber-8/

あなたが目標・計画を立てる際も、ぜひ参考にしてみてください。