予習的教育法(具体例)


「未来に起こりうる状況のために、前もって対処法を練習させる」

おはようございます!
つなぐ経営コンシェルジュの小室です。

昨日いただいたコメントです。

「小室 陽介 殿
山本五十六の次の言葉と同じですね。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。」

はい。そして、私の説明より余程わかりやすいです(苦笑)
きっと、より一層理解が深まると感じましたので、皆さまにもご紹介させて頂きました。

さて、それでは本日のテーマ「予習的教育法の具体例」をお伝えします。

昨日お伝えしましたように、予習的教育法は次の3ステップから成っています。

  1. 部下にとってほしい行動を説明する。
  2. その理由を説明する。
  3. 練習させる。

それは、たとえばこのような事です。
上司が部下の小室くんに、小室くんの後輩がミスをした時の対処法を予習させるというシーンです。

  1. 「小室くん、次に君の後輩が失敗をしてしまったら、
    『そんな事もあるよね。次はどうしたらいいと思う?』と言ってほしいんだ。」
  2. 「そうすることで、君の後輩に自分の頭で考えるきっかけが生まれて、
    同じミスをしなくなる可能性が高まるから。
    そうしたら、君のイライラも減るでしょう。」
  3. 「僕の説明わかったかな?一度復唱してもらえる?
    次に小室くんの後輩が失敗をしたら、何と言って声をかける?」(小室くんに自分がすべきことを復唱させる)

    「うん、いい感じだ。小室くんはきっと後輩にとって話しかけやすい先輩になれるよ。」


“予習的教育法(具体例)” への1件のコメント

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なぜ部下本人にとってのメリットが必要なのか | つなぐ経営コンシェルジュ(小室陽介)|イライラしない・怒鳴らない教え方コーチ/コンサルタント へ返信する コメントをキャンセル

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