予習的教育法と効果的なほめ方でグッドサイクルをつくる


「あらかじめ練習しておくことで、ほめやすくなる」

おはようございます!
つなぐ経営コンシェルジュの小室です。

今日も、昨日いただいたコメントのご紹介から。

「小室さん、自分がすべきことを復唱させる、大事ですね。」

皆様、いつも具体的なフィードバックありがとうございます!
同じ言葉を聞いたとしてもその捉え方は人それぞれなので、
言いっ放し、聞きっぱなしをできるだけ減らすことで、勘違いのない意思疎通が促されます。

さて、今週はセッション3「効果的なほめ方」とセッション4「予習的教育法」についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

  1. あらかじめとるべき行動を確認・練習させて、(予習的教育法)
  2. 実際にできたらほめる。(効果的なほめ方)

この繰り返しによって、グッド・コミュニケーション・サイクルが回り出します。

今週の仕上げとして、予習的教育法のポイントを確認しましょう。
まずは昨日の事例を再掲。

  1. 「小室くん、次に君の後輩が失敗をしてしまったら、
    『そんな事もあるよね。次はどうしたらいいと思う?』と言ってほしいんだ。」
  2. 「そうすることで、君の後輩に自分の頭で考えるきっかけが生まれて、
    同じミスをしなくなる可能性が高まるから。
    そうしたら、君のイライラも減るでしょう。
  3. 「僕の説明わかったかな?一度復唱してもらえる?
    次に小室くんの後輩が失敗をしたら、何と言って声をかける?」

    (小室くんに自分がすべきことを復唱させる)

    「うん、いい感じだ。小室くんはきっと後輩にとって話しかけやすい先輩になれるよ。

ステップ1.部下への説明のポイントは、「具体的な表現」です。
「きちんとやって」「常識でわかるでしょう」などの曖昧な表現は禁句ですよ。

ステップ2.理由の説明では、「相手の側に立った理由」を提示しましょう。
これは慣れないとなかなか難しいですが、「やってくれないと困るから」といった会社や上司にとっての都合ではなく、
部下本人にとってのメリットを伝えることでより行動が促進されます。

ステップ3.練習させる際のポイントは、できるだけ「楽しく、短く、励ましながら」
ぜひ「効果的なほめ方」のスキルも使いながらどうぞ。

それでは、また来週もご購読よろしくお願いします。
よい週末を!

▼グッド・コミュニケーション・サイクルとは?
http://tsunagu-concierge.jp/2015/03/10/mailmagazine-backnumber-71/

▼効果的なほめ方
http://tsunagu-concierge.jp/2015/03/17/mailmagazine-backnumber-76/


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