おはようございます!
つなぐ経営コンシェルジュの小室です。
今週もご購読者様から、
(部下がしづらい話を聴くなら隣で、目線の高さを合わせて、
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「此の配慮は本当に必要ですね。
昨晩も同様のことを部下にしました。
と言いましても逆のパターン、つまり私の席に呼んで、
私が作成したシミュレーションの説明と解説、
こうすることで間違いが無いか部下という違った『目』
『其れでは他社の実績推移との比較はどうですか』
部下のもとに行って座る、部下を自席に呼んで並ぶ。
私自身の行動は逆ですが、
こういうちょっとしたことで人は変わると思います。」
部下思いの、教育的視点の強い方に共感していただけて、
さて、昨日開催したビジネスセミナー「教える技術~
21名の方々のご参加をいただけました。
(主催者が私ではなかったので、
もし開催希望がございましたら、
そのご感想の中で一番反響の多かった「
今日は触れてみたいと思います。
行動分析学で扱う重要な概念のひとつにABC分析があります。
- A:先行条件(Antecedent)
行動の直前の環境 - B:行動(Behavior)
行動・発言・ふるまい - C:結果(Consequence)
行動した直後に起きた環境の変化
これは、たとえばこういうことです。
A: 黒板の文字が見えない。
B: 眼鏡をかける。
C: 見えるようになった。
この時、「眼鏡をかける」という行動をしたことによって、
その直後に、「黒板の文字が見えるようになった」
すると、次にまた同じ状況(=黒板の文字が見えない)
再び同じ行動(=眼鏡をかける)を続けようとします。
つまり、
逆のパターンも考えてみましょう。
もしもこの「眼鏡をかける」という行動の結果が、
(たとえば度の合っていない眼鏡だったりして)
「黒板の文字が見えるようにならない」
この行動は繰り返されません。
もう一例考えてみましょう。
A: 仕事で大きなミスをした。
B: 上司に報告した。
C: 怒鳴りつけられた。
この場合の結果は、部下にとって望ましいとは言えませんよね。
ではこうした経験を重ねるとどうなるでしょうか。
往々にして、「上司に報告する」
たとえば、報告が遅くなったり、
では逆に、行動の結果(=怒鳴りつけられる)
部下からの悪い報告に対して、
「よく報告に来てくれたね」
その上で、ミスの影響を抑えるために一緒に動く。
先ほどのただ怒鳴りつける事例と比べて、
これなら今後も、包み隠さず、
これはなぜなら、部下の行動に対して、
あなたの部下が望ましい行動をとったら、
そしてその行動がまだ習慣化していないのであれば、
認めたり、計測して見える化したりして、
部下がその望ましい行動を継続できるよう、
(その部下にとって)望ましい結果を与えて、後押ししましょう!
▼好子の解説
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▼行動強化の解説
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【今週末の気になる小樽スポット】
私の母校である小樽商科大学に在学していた小林多喜二の没後祭が
「多喜二祭 没後82年」
http://annnaiotaru.jugem.jp/?
本日夕方18時半より、
“続けられない部下を後押しする方法” への5件のフィードバック
[…] ▼ABC分析に関する解説はこちらからご覧いただけます。 http://tsunagu-concierge.jp/2015/02/22/mailmagazine-backnumber-59/ […]
[…] ▼ABC分析に関する解説はこちら。 http://tsunagu-concierge.jp/2015/02/22/mailmagazine-backnumber-59/ […]
[…] の解説: http://tsunagu-concierge.jp/2015/02/22/mailmagazine-backnumber-59/ http://tsunagu-concierge.jp/2015/07/30/mailmagazine-backnumber-153/ […]
[…] ▼行動の結果と継続性の関係を示すABCモデルについての解説 http://tsunagu-concierge.jp/2015/02/22/mailmagazine-backnumber-59/ […]
[…] ▼行動分析学におけるABC分析とは http://tsunagu-concierge.jp/2015/02/22/mailmagazine-backnumber-59/ […]